使えるセカンドサーブ
威力のあるセカンドサーブは、ファーストサーブよりも重要だ。できればスピンサーブ、スライスサーブ、キックサーブをコントロールしたい。
【相手の時間を奪う】
威力のあるショットは予測以上であることが必須だ。どんなに速いスピンボールでも、打点を予測できれば容易に返球できる。むしろ速いボールほど強いカウンターショットを打てる。
しかし、どんなボールでも、緩いボールは、相手に時間を与えるので効果が薄い。そこで、パワーをスピードとスピンに割り振る割合が問題になる。スピードを最大にすれば、ミスの確率が高まり、スピンを最大にすれば、ミスの確率が低くなる。
【サーブだけでポイントを終わらせる?】
長いラリーでもサービスエースでも1ポイントの軽重はない。70%ポイントできるファーストサーブを30%の確率で打てれば(ポイント確率:0.7✕0.3=0.21)威力を落として60%ポイントできるファーストサーブを70%の確率で打てれば(0.6✕0.7=0.42)つまり、30%しか入らないファイストサーブより60%ポイントできる確実なサーブの方が、勝率が高い。
【センターサーブを磨く】
センターはワイド比べて距離が短いので、速いサーブを入れるのが難しい、しかし、その分レシーバーに与える時間が少ないので、ポイントできる可能性が高い。ワイドは距離が長く、飛んでいる時間も長いので、センターに比べると難易度が低い。むしろ、センターを狙う感覚でワイドを狙うと、ネットまでに落下するので、ネットミスになる可能性が高い。距離が短いセンターサーブは、オーバミスしやすいので、ワイドに比べて下方向に打ち出し、ワイドは、ネットを越える高さが必要なので若干高く打ち出す必要がある。
難易度が高いセンターサーブは、ミスの確率は高いが、ポイントに繋がる確率も高い。そこで、サービスゲームを取るためには必須だといえる。
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